金融政策 2023 2 12

 本来、長期金利は市場で決まる。
しかし、日銀が大量に国債を買えば、
長期金利は急低下するでしょう。
 そうすると大企業向けの貸出金利も低下、
固定金利の住宅ローン金利も低下、
財務省の国債の利払いも減少、
外資は日本で資金調達して世界で運用する。
つまり「金融いいことづくめ」かもしれません。
 しかしながら、日銀は国債の買受機関ではありません。
本来、長期国債は民間の金融機関が保有すべきものです。
 さて、日銀が国債の大量買いをやめれば、
長期金利は上昇していくでしょう。
 さらに日銀が保有する500兆円の国債を売却すれば、
長期金利は急上昇して債券価格は暴落します。
 満期まで保有すれば時価評価しなくてよいと思いますが、
それでも時価評価すればどうなるかを評論家が試算するでしょう。
 金融緩和に出口はないと思います。
50年国債や100年国債を検討すべきだと思います。


















































































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